2007年11月5日更新

ケニアの布「カンガ・キコイ・マサイシュカ」

BAHATI

色とりどりのカンガ

スワヒリ語で書かれたメッセージ

カンガで作られたエプロン

ストライプ模様が入ったキコイ

キコイで作られたエプロン

マサイの男性がまとうマサイシュカ

マサイママたちの色鮮やかなカンガ

東アフリカには昔から伝わる布があるのをご存知ですか? その中の一つ「カンガ」はケニア・タンザニアの女性がスカートとして愛用している布です。
9世紀中頃、ケニアの港町モンバサが発祥の地と言われ、このエリアにはカンガストリートが今もあります。
現地の女性は2枚同じ柄を購入し、1枚はスカート、もう1枚は赤ちゃんをおぶったり日よけのショールとして使います。また、女性が亡くなると亡骸をカンガに包むそうです。
カンガにはスワヒリ語のことわざ・言い伝え・愛のメッセージが描かれ、女性達は自分の伝えたい気持ちの言葉が書かれた「カンガ」を身につけます。
日本では柄や色、デザインで選ぶ方が多いですがケニアの女性達は違います。まさに生活に密着し、なくてはならない布の一つです。素材は綿100%でサイズは約100×160cm、柄も色も鮮やかで、お気に入りの1点を身にまといたいものです。
カンガは大正初期から昭和戦前まで日本にも輸出されていたそうです。

そしてもう一つケニアには「キコイ」という布があります。
キコイはカンガと違い、色が単色で効かせ色としてグラデーションでストライプが入っています。海岸エリアの男性が腰布として身につけ、インド洋を思わせる色合いが多くあります。
ナイロビの女性は朝晩の寒さよけにキコイをストール代わりに身につけ、とてもおしゃれです。
キコイは色がシンプルなだけにインテリアにも多く用いられ、ベッドカバーやエプロン、スカートなどにも加工されています。
海岸エリアが発祥地のため、海でのワンピース、シャツ、キコイの裏側にタオルを縫い付けた素敵なバスタオルも出現しています。キコイは日本ではあまりお目見えしていません。

3つめは、有名なサバンナの民、マサイ族がまとう「マサイクロス」です。
マサイシュカとも呼ばれ、サバンナではこの赤いマサイクロスが印象的です。長身のマサイ族、主に男性がビーズのアクセサリーとこのクロスをまとっています。
こちらはアクリル100%で、サイズは150cm×200cm。シングルベッドサイズ程の大きさで、朝晩冷えるケニアのサバンナでは重宝する素材です。
赤地に黒のブロックチェックと青のストライプがあり、マサイ族と言えば男性は「マサイクロス」を、女性は赤の「カンガ」をまとっています。今では赤以外の青や茶色のマサイクロスもあります。
マサイクロスはインテリアとしてベッドカバーやソファーカバーにも利用できます。また、日本の冬の防寒として羽毛布団の上にかけるだけで暖かく、これからの季節にも最適です。

ケニアではこの3つの布は洋服としてまとう布です。布としてとらえ、それぞれにおしゃれを楽しんでいます。
日本では自分なりに加工してチュニックや・エプロン・スカートに変化していて、カンガに関しては柄がアフリカテイストなので一部を使って小物にもポイントとして使われているのを最近見かけます。
アフリカ全土にはたくさんの素敵な布がありますが、ケニアの代表的な布「カンガ・キコイ・マサイクロス」、あなたはどれかひとつでも目にしたことがありますか? そしてお気に入りの布がありますか?
どれもケニアの素敵な布です。

BAHATI
JR横浜線&京王相模原線の橋本駅から徒歩10分ほどにあるアフリカンテイスト満載のお花屋さん。「BAHATI(バハティ)」とはケニアのスワヒリ語で「幸運」の意味。アフリカ音楽が流れ、ケニアのサバンナロッジのような店内は、お花と毎年ケニアで買い付けてくる雑貨で溢れています。ケニアの布もたくさん揃っています。
神奈川県相模原市橋本8-9-4 Tel・Fax:042-771-8733
BAHATIホームページ

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